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コウモリラン グランデ

基本情報

南東からの貿易風がもたらす熱帯性気候下で樹木に自生しており、コウモリランの中でも『グランデ(大きい)』葉をもつことで知られています。その特徴的な見た目から”森の王冠”と呼ばれることもあるそうです。

コウモリラン・グランデをはじめとするコウモリラン(ビカクシダ)の仲間は古代植物の一種で、3億年以上前には地球上に存在したとされています。人類が誕生したのはせいぜい500万年前、恐竜でさえ2億3千年前と言われているため、コウモリランがいかに長い歴史を紡いでいるかが伺えます。

また、コウモリラン・グランデの姿かたちはコウモリラン・スパーバムと瓜二つなため、よく観察しないと混同してしまいます。実際に園芸店ではグランデとスパーバムを間違えて販売していることも多いようです。

2つの違いは以下の通りです。

①大きさはビカクシダ・グランデ の方が ビカクシダ・スパーバムより大きい
②1本の葉につく胞子嚢の数がビカクシダ・グランデ 2つ / ビカクシダ・スパーバム1つ
③耐寒性はビカクシダ・グランデ の方が ビカクシダ・スパーバムより強い


【品種名】コウモリラン グランデ
【タイプ】ウラボシ科のビカクシダ属
【作出国】アフリカやマダガスカル

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